みなさんごきげんよう。早いもので12月も一週目が過ぎてしまいましたね。なんということだ…。それはさておき、今回は11月末に参加した遠足の模様をお伝えします。
今回の行先はロンダの近くの森「Bosque de Cobre」。なんでも紅葉がとてもきれいなのだとか。楽しみだな~と思いつつ車に揺られること約2時間。森に隣接する小さな村Pujerraに到着です。
さささささ…
寒い…!!
山の上の村だからでしょうか、普段暮らしている場所とはケタ違いの寒さです。みんなでガタガタ震えつつ(ベルギー人の女の子は余裕そうでしたが)、森を目指して歩き出します。村の中を歩いていて気付いたのですが、11月の終わり、しかもおそらく気温10℃以下でしたが、ブーゲンビリアの花が満開でした。もっと暖かくないと枯れてしまうと思い込んでいましたが、案外寒さに強いんだろうか?
立派な根っこ!
木漏れ日が美しい
森を歩きだして気づいたのですが、全然葉っぱがありません。どうやら早くも散ってしまった模様…!うーん、残念。年によって紅葉具合や葉の落ちる時期が少しずつ違いますし、今回はちと運がなかったと思うしかありませんでした。 とは言え木漏れ日の美しさや、落ち葉を踏む感触やサクサクという音、静けさやいい空気を楽しめて満足です。そして何より
栗拾いができました!フウウウゥ!やたらにテンションが高いのは、私が山育ちで栗拾いが大好きだからです。食べることより、とにかく大きくてきれいな栗を探すのが大好き。 そんなわけで引率の先生や一緒に来ていたクラスメイトらをほったらかして一人栗拾いに勤しんでいました(集団行動が出来ない人間ですみません)。そのうち先生たちも落ちている栗に気づいて拾い始めました。 驚いたことに、先生はバリバリ皮をむいて生で栗を食べていました。「結構イケるんだよ。食べてみ?」と皮をむいて一つ下さったので、試しにゆ屋も食べてみました。なんというか…ポリポリとした食感は柿に近い?焼いたり、蒸したりしたホクホクの栗もいいですが、これはこれでアリかもな、なんて思いました。生で栗を食べたのは人生で初めてです!
山の上の方に向かってゆるい斜面を登りつつ、おしゃべりしたり、みんなで写真を撮ったり。ゆ屋は山の中で遊んでいた幼いころを思い出していました。キノコ狩りをしてみたり(取るだけで食べませんでしたが)、花を摘んでみたり、引っこ抜いたツルを丸め、そこに拾ってきた木の実を飾り付けてリースを作ってみたり。思えばいつも自然の中で遊んで、自分で遊びを作り出していました。楽しかったなあ。 そんなわけで今回も一人遊びをしてみました。題して「そこら辺の草でミニブーケを作ろう」です。枯草も青々した葉っぱも、ちょいといただいて束ねていきます。時期の問題でしょう、ほとんど花らしい花は見かけませんでした。でも葉っぱで作るブーケもなかなか趣があっていいものです。他にもキラキラ光る小石を見つけたり、童心に帰って山歩きを思う存分楽しみました。 時刻は12時半近く。村に戻ってきて軽く昼食を食べて帰ろうということになったのですが、とにかくこぢんまりした村なので、レストランが2軒しかなく、そのどちらも閉まっていました。仕方なく各自持参していた軽食を分けあって食べた後、車に乗り込み帰りました。 行きに登ってきた山道を今度は下っていくわけですが、J先生の運転のワイルドさよ…。ええ、酔いましたとも。カーブの度に感じるG。ガクンガクン揺れる車内。普段ほとんど乗り物酔いしないタイプなのですが、今回はダメでした…。 うう…気持ち悪い…そろそろやべえ。と思い始めたころ、学校に到着!先生にお礼を言い、クラスメイト達に別れを告げ、帰路につきました。 ちなみに5、6個栗を持ち帰ってきて茹でてみましたが、なんだか味がしないし、コルクみたいな歯ごたえで食べずにポイしちゃいました。栗たち、ごめんね。
今回は森への遠足の模様をお伝えしました。みなさんも森や林の中をそぞろ歩きたくなりましたか?たまには自然の中でリラックスするのも乙ですよ。 それではまた!
Comments