みなさん、ごきげんよう。
一昨日は、関東でも雪が降りましたね。ゆ屋の住まう地域では、10㎝くらい積もりました。道路の雪はすぐに溶けて、交通への影響は大きくなかったのですが、庭の枝が細い木などは、雪の重みでしんなりと倒れてしまいました。
さて、今回は京都旅行の2日目のお話です。
朝起きて、ホテルの窓から外を見ると…壁。空すらよく見えません。ですが、なんとなく日差しを感じるので、天気は悪くないようです。ちょっと寝坊気味に8時に起床し、買っておいたコンビニおにぎりと味噌汁を食べ、身支度を整え、いざ出発!外に出てみると、やはり晴れており、青空が広がっていました。
まずやって来たのは、嵐山の福田美術館。

桂川のすぐそばに位置します。嵐電の嵐山駅が最寄り駅のようですが、ゆ屋は、JRの嵯峨嵐山駅から歩いていきました。徒歩10分ほどで着きました。
入ってすぐにチケットカウンターとコインロッカーがあります。コインロッカーは100円玉が必要ですが、利用後に返却されるタイプです。ミュージアムショップは、チケットカウンターから展示室の方へ階段を上がったところにあったので、ショップのみ見るということが可能かどうかあやしいです。
今回は、東山魁夷の作品を中心とした展示でした。ほどよいボリューム、ほどよい混み具合で見やすかったです。作品によっては写真撮影可能でした。
展示室から展示室へと移動する際、廊下を通るのですが、窓から外を見たら、雪がさーっと舞っていました。

ゆったり美術館で展示を見てから外に出てみると、雪が止んでいました。せっかくなので桂川でも眺めていこうかな、と川の方に出てみますと、なんだか川の水が濁っているような…?おかしいなあと上流の方を見やると、クレーン車3台が並び、何やらがっつり工事していました。ははあ、どうりで…。
ふらふら駅に向かって歩いていると、嵐電の嵐山駅を発見。駅入り口には、「京つけもの もり 嵐山店」が併設されていました。ちらっと店内をのぞき込むと、ちょうど母に頼まれていた「ちりめん山椒」があるではありませんか!いつ買えるか分からないし、ここで買っておこうと、入店。他にもおいしそうな蓮根の漬物や山芋の漬物も購入。漬物は液に漬かっているので、地味~に重いです…。
この旅行の前に、「私だけのとっておき京都」という雑誌を参考にして行き先を決めたのですが、その中に「フレスコ」というスーパーのことが載っていました。フレスコは、京都や大阪を中心に100店舗以上ある地域密着型スーパーなのだそう。中でも、フレスコ東山安井店には、おみやげ菓子や地酒があり、旅行客にもおすすめとのこと。フーム、そのフレスコとやら、行ってみたい…しかし東山安井店はちと遠いなあ。
などと考え、かくなる上は、行けそうなフレスコに突撃してみようと思い、美術館からとっとこ歩くこと20分。フレスコSAGA店に来てみました。外観を見る限り、かなりこぢんまりとしたスーパーのよう。迷わず入店してみましたが、ここにはお土産はないようで、お肉や野菜などの生鮮食品や冷凍食品などが並ぶ、ごく普通のスーパーでした。じっくり見れば関東のスーパーとの違いなど見えてくるかもしれませんが、他にも行きたいところがたくさんあったゆ屋は、サラリと一周して退店。すぐ近くの嵐電の駅「鹿王院」から嵐電に乗って、京都駅方面に戻ることにしました。

さて、次にやって来たのは、「kumagusuku」というギャラリー兼ショップです。こちらの2階にある「uwaru」というブランドのショップが目当てだったのですが、なんと、このkumagusuku自体が2025年2月末をもって閉館してしまうということでした。閉館前に来られて本当に良かった…。

無事、目的の店でお買い物ができました。ポストカード3枚と、エコバッグ(マルシェバッグと書いてありました)を購入。やはり「uwaru」のテキスタイルは美しいなあと、ひとりホクホクした気持ちで退館。
テクテク歩いて四条大宮駅まで戻り、今度はランチを食べるべく、「mumokuteki cafe KYOTO」にやって来ました。

時刻は13時を回っていたためか、特に並んだり待ったりすることなく、すぐ席に通されました。こちらはヴィーガン料理店なので、お肉は出てきません。しかし、高野豆腐らしきものを唐揚げにした御膳は、小鉢の品数が多いことはもちろん、唐揚げがまるでお肉を食べているように食べ応えがあり、大満足でした。
カフェは2階にあり、1階は衣服やちょっとした食品、雑貨などを扱うショップになっています。せっかくなので、1階もすみずみまで見て回り、京都の地ビールやお菓子など、お土産にぴったりなものをいくつか購入。
にぎやかな商店街を通って、またしても雑貨屋を見に行きます。
歩くこと数分、人でごった返すこれまたにぎやかな通り沿いに「イノブン四条本店」はあります。地下1階と地上1階は服とアクセサリー、2階から4階までは、文具や食器など幅広~い商品を扱うのがイノブン四条本店です。イノブンは、関東には出店していないらしいので、京都など関西圏に行った際は必ず見に行くお店です。
嵐山で買った漬物と、先ほどのmumokutekiの1階で地ビールなどあれこれ買いすぎて荷物がすでに重い!なので、ここでは服と文具に絞って見て回り、服一着とレターセットを購入して、一旦ホテルに荷物を置きに戻ることにしました。そう、夕方から前職の社長と飲みに行く約束があるので、身軽でいたかったのです。
ホテルに荷物を置き、夕方16時半、社長と合流し、早速飲みに行きます。お店選びは社長にお任せ。ゆ屋は着いていくのみです。
まずやって来たのは「木になる酒店tane」。
お店の看板が目立たないこと、雑居ビルの2階に店があることで、私一人だったら素通りしてしまってたどり着けなさそうなところでした。外階段を上り、入店。店はこぢんまりとしており、カウンターがあるのみ。立ち飲みのようです。

有料試飲は3種で1,000円だったと記憶しています。メニューに書いていないお酒もあるとのことでしたが、ゆ屋はメニュー内から選んでいくことにしました。
ゆ屋が選んだのはこの3種。秋鹿は熱燗にしていただきました。3番目に飲んだ「黄金蜜酒」は、「酒」とは書いてあるものの、実はみりんです!こちらも熱燗にしていただきましたが、濃ゆい甘さがちょっと癖になりそうな味わいでした。社長とあれやこれやおしゃべりしながらそれぞれ選んだ3種を飲み切り、退店。
続いて2軒目にやって来たのは「京町スタンド 若旦那 KYOTO-IZAKAYA Kyomachi stand WAKADANNA」。1軒目のすぐそばです。こちらも立ち飲みですが、店内はなかなか広く、夕方早い時間だったためか、空いていました。本格的に飲み始める前に何か食べておこうという社長の提案で、出汁巻き卵や寒ブリの刺身など、フードメニューを中心に注文。飲み物はハイボールなどの炭酸系をチョイス。
このお店、「早い、安い、うまい」の三拍子が揃っています!出汁巻き卵は、注文してから焼くので、あっつあつの出来立てを食べられますし、出汁が効いていておいしい~!!刺身もプリっとしているし、おいしくてついつい箸が進みます。ここではお酒は控えめにして、ひとしきり食べて退店。
続いてやって来たのは、「日本酒BAR○△□(まるさんかくしかく)」。社長の行きつけのようで、マスターと親し気に話していました。こちらも立ち飲みで、こぢんまりとしていますが、清潔感があり、雰囲気のいいお店でした。
ここで飲んだのは、上の3種。中でも「射美」はとても珍しいものだそう。なんでも、日本で一番小さな酒蔵で作られており、そもそも作る本数が少ないことと、あまり出回らないのだそうです。そんなことを聞いたらつい飲んでみたくなってしまいますよね。
また、青いラベルの「東郷」は、カフェオレのような色をした濁り酒で、酸味がものすごく強かったです。熱燗にしていただきました。
おつまみとして注文した温奴(温かい豆腐)は、醤油でなく、「塩ぽんず」なるものがかかっていました。

香りは柑橘系のさわやか~な香り。お味は、程よい酸味と塩味がおいしい!醤油ベースのぽん酢と違い、塩ベースで作られているので、黄色っぽい色をしています。あまりにおいしくて、豆腐を食べ終わり、かかっていた塩ぽん酢を飲み干したほどでした。
この塩ぽん酢、お店オリジナル商品のようで、ボトルで買うこともできます。もちろん1本買って帰りました。家に帰って、やはり温奴にかけてみましたが、うまい。蒸し野菜にかけてもうまい。とにかく万能でうまい!大好きになってしまいました。
いいかんじに酔っぱらってきたゆ屋と社長。
お互い、何%くらい酔っているかなどと謎の確認をはさみ、もう1軒行くことに。
4軒目にやって来たのは「スタンド酒場 ステム」。
立ち飲みもできますが、座ることもできます。2人揃って、酔い具合70%超え(自分的感覚による)だったため、ここでは日本酒は飲まず、再びサワー系に止めておきました。
お店の方も交えて少しおしゃべりをして、そろそろお開きにするか、ということになりました。
飲みに飲んでハシゴすること4軒!う~ん、楽しい夜でした!社長、ありがとうございました!
最寄り駅で解散し、それぞれ帰路につきます。
結構飲みましたが、ちゃんとホテルまで帰れました。明日はもう帰る日。新幹線は17時なので、かなりのんびりできます。明日はどこに行こうかなあなどと考えながら眠りについたのでした。
つづく
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