曇り空のもと、埼玉県大宮駅から新幹線かがやきに乗って金沢へ向けて出発。車内は座席の間隔がゆったりしていて快適です。ヘッドレストの位置も調節できます。今回の旅行は、ゆ屋とその家族+伯父伯母の6人。長野からやって来る伯父伯母とは金沢駅で合流します。 びゅんびゅん過ぎていく景色を眺めていると、藤岡市のあたりで青空が見えてきました。私は自他共に認める雨女なので、旅行中青空が見えるとそれだけで嬉しくなります。が!!世の中そう甘くはありませんでした。富山を過ぎたころ、雨が降ってきてしまったのです。そして天候が回復しないまま金沢に到着。ああ、悲しき雨女の性よ…。
かの有名な鼓門
さて、気を取り直して観光スタートです!金沢駅から北鉄バス1日フリー券(大人500円※2018年時点)を購入。このチケットは、JRバスなど他会社のバスには利用できないようです。また、ICカードも利用できないバスがあるので、乗車前に車体のステッカーを見るなどして注意した方がよさそう。
金沢駅を出て二つ目の香林坊で下車。小雨の降る中、賑やかな大通りを通って、予約しておいたレストラン・ぶどうの木へ。前菜からデザートまで美味しいものづくしでした。デザートのパフェをつついていると、外がとても明るいことに気付きました。有難いことに雨が止んで青空が見えてきたのでした。お腹も幸せ、気分も幸せになって、次の目的地の21世紀美術館を目指して歩き出します。
ブドウの枝葉を透かして日が差してきました
雨上がりに晴れたので蒸し暑くなってきました。地元高校生の「やべえ、暑い」という声を聞きながらテクテク歩くも、美術館への道がよく分からず。汗だくな顔を突き合わせてGoogleマップを睨む私達をよそに、マイペースさに定評のある伯父(ハワイ旅行記3参照)がさっさと女子高生に道を教えてもらって歩き出していました。
21世紀美術館館内
外にもおもしろい展示があります
さて、美術館に到着した私達は暑さから逃れるため、急いで建物の中へ。館内は有料エリアと無料エリアがあり、時間があまりなかったので無料エリアだけをさらりと見ることにしました。
不思議なプールだなあ
有名なプールの展示は、内部に入るのは有料なので、上から見るに止めました。美術館の周りも少しだけぶらりと歩いてみます。通りをテクテク歩いていると、金沢の伝統工芸品をアクセサリーなど現代的にアレンジした製品を扱うお店を発見!どれも精巧に作られていて美しかったです。アクセサリーに手が伸びそうになりますが、慌てて引っ込めます。悲しいことに万年金欠なので、お財布のひもはそう簡単に緩めてはいけないのです。途中、金箔をのせたソフトクリーム屋さんを見つけました。思い出作りにぴったりの一品ですが、私は乳製品が苦手なので遠慮しておきました。
金沢駅に戻ってきました
小さな駅です
その後は急ぎ足でバス停に向かい、金沢駅に戻ります。今度は、『能登かがり火』に乗って約1時間、和倉温泉駅へ向かいます。道中は田んぼや民家を眺めてのんびり。和倉温泉駅に着くと、「わくたまくん」なるキャラクターが鎮座していました。かわいいけど私は大室山のオームロくん推しなので、後ろ髪を引かれることもなくわくたまくんに別れを告げます。和倉温泉駅まで迎えに来て下さったホテルのマイクロバスに乗り込み、ホテルに向かいます。
ポストの上に居ました
私の推し
道中、珪藻土記念館という文字が目に入りました。きっとこのあたりは珪藻土の産地なのだろうという当たりをつけましたが、記念館とはこれいかに。寄ってみたかったのですが、当然バスはホテルに一直線です。
手早くチェックインを済ませ、ホテルの裏手に広がる海沿いをみんなで散策することにしました。私達家族が記念撮影をしていると、ホテルの浴衣を着たおじさま方がやって来て、カメラマンの役を引き受けて下さいました。とても愉快な方々で、 おじさま「はい、撮りますよー!6÷2はー?」
私達「3?(そこは6÷3なのでは?口が笑顔の形にならないけど…)」 おじさま「あ!間違えちゃったー!もう一回!7÷4はー!!?」 私達「笑」 というやりとりを経て、無事撮影終了。細い桟橋をすれ違う時も「押すなよ!押すなよ!」とまるでフリのようなことを言うおじさま方。楽しかったです。ありがとうございました。
ホテルの裏手の海
愉快なおじさんたち
各自、温泉を楽しんだ後は夕食の時間です。魚料理やステーキなどが必ず提供されるほか、ビュッフェ形式で多様な料理を楽しむこともできます。お酒を飲んだり、おしゃべりに興じたり、思い思いに楽しんだらあとはもう寝るだけ。翌日の好天を祈りつつ、布団にもぐりこみました。
楽しく飲んであとは寝るだけ。明日も楽しい一日になるといいな
つづく
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