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お別れの観覧車。そしてただいま、灼熱のジャパン~ヘルシンキ旅行記7最終回~(2018/6/30)

ついに旅行最終日。朝から快晴でほっとしました。飛行機は午後17:05の便だったので、時間は少ないわけではありませんが、あまりのんびりもしていられません。ホテルからあまり遠くない所へ行こうと考え、昨日訪れたウスペンスキー寺院のすぐ近くのSKY WHEEL HELSINKIという観覧車に乗ることにしました。

ヘルシンキの街並みを一望できます

大人は12ユーロかかりますが、なんと3周くらい乗っていられます。その上予約すればサウナ車両にも乗れるそうです。空の景色を楽しみながらのサウナ…想像するとちょっとシュール…。観覧車からは港を出る船や、ウスペンスキー寺院はもちろん、ヘルシンキ大聖堂も見えました。良い景色を見て楽しいはずなのに、今日で帰らなくてはいけないと思うと、どうしてもしんみりとした気持ちになってしまいます。


帰りたくないよォ~



観覧車を降りた後は、ヘルシンキ大聖堂を見に行きました。最後に、青空に映える白い姿を目に焼き付け、旅が安全で楽しいものになったことにお礼を言おうと思ったのです。晴れてはいましたが、この日も風が強くてかなり寒い!雲がすごい速さで流れていきます。ここでもしんみりした気持ちで大聖堂を眺めていると、猛烈に体が冷えていくのが分かります。名残惜しい気持ちもありましたが、大聖堂を後にしてホテルへ帰りました。


ホテル最寄り駅のKamppi駅



地下鉄を待つガタイの良いおにいさん



地下鉄の座席は硬い



ヴァンター空港行きのリングレールラインに乗り換え

ホテルに戻り、キッチン周りを軽く掃除して、所定の場所にゴミを捨て、少し早かったのですが、昼頃空港を目指してホテルを出発しました。来た時と同様、中央駅からリング・レール・ラインに乗ります。車窓を流れる草原と青空を見つめていると、楽しかった思い出が蘇ってきます。また来たいな…。 


時間があったので軽食を食べます



ゲート前で待機



メランコリーな気分に浸り始めた所で空港駅に到着。チェックインやら、免税(Sちゃんが購入したマリメッコのベッドリネン)やら、すったもんだしましたが、あとは飛行機に乗るだけという所まできて、ゲート前で待機していました。

おかしい。そろそろ搭乗時刻なのでは…という所で異変に気付きました。

看板に出発の推定時刻が表示されているのです。推定とは…?と思って空港職員の方の話に聞き耳を立てていたら、ストックホルムからの乗り継ぎ客を待って遅れているらしいということが分かりました。電気系統のトラブルや天候の問題でないことに安心。

お腹が空いていたので、早く飛行機に乗って機内食を食べたいなー、なんて能天気なことを考えていた自分。これがもしゲート変更だったら猛ダッシュしなければいけなかったのですから、飛行機に乗り込むまでは油断してはいけないな、と反省。結局、2時間遅れで飛行機は日本に向けて飛び立ちました。念願の機内食を食べたり、寝たりしているうちに7月1日の午前10時ごろ成田空港に到着。(私の座った席はモニターが壊れていて映画を見ることはおろか、音楽も聴けず。前の座席小さな女の子が見ていたスポンジボブを見て過ごしました。)成田空港に着いて飛行機から一歩踏み出した瞬間、みんな小さくどよめきます。

なんだこの暑さは…!

そう、日本は梅雨明けしていたのです!空港内でこんなに暑いんだから、外に出たときの暑さは如何ほどか…想像するだに恐ろしい!もちろん外は灼熱地獄でした。暑い…溶ける…蒸発する…!このまま外に居たら、ミイラになって博物館に展示されてしまうかもしれないなどとくだらないことを考え、呻きつつも電車を乗り継ぎ、一週間ぶりに無事帰宅です。

一緒に旅行してくれたSちゃん、ありがとう。旅行中出会ったヘルシンキのみなさん、ありがとう!素晴らしい旅が出来ました。

ヘルシンキ旅行記 おわり

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