この日は、母と二人でザ・バスの56番と70番ルートに乗ってラニカイビーチへ。アラモアナ・ショッピングセンターでもらっておいたルートマップ&時刻表が役に立ちました。乗車時に1DAY PASS($5.5/2018年4月時点の料金)を下さいと頼むと、日付の書かれたチケットを手渡されます。これがあれば一日どのルートも乗り放題なのです。 バス降車の合図は、車内に張り巡らされたヒモを引っ張ること。日本のバスのようなボタンはないので、予めガイドブックで調べておかなかったら、どうやって降車するのか分からなくて困ったでしょう(冷房がとてつもなく強いことは知らなかったので、凍えました。ザ・バスに乗る時は羽織るものが必須です)。
どんより曇り…
と思いきや晴れてきた!
56番バスを降りると、空はどんより曇っていました。ちょっと残念だなぁと思っていたら、70番バスを乗り継いでラニカイビーチに着くころには青空が!きれいな海が太陽の光を受けてますますきれいに輝いていました。サンダルを脱いで、波打ち際に行ってみます。足元を砂がサラサラと通り抜けていく感覚が気持ちいい。透き通った海を泳ぐ人、ボートに乗る人、日向ぼっこをする人。みんな思い思いの楽しみ方をしていました。
晴れたので、海がより美しく見えました
このラニカイビーチにはトイレや着替えるスペースなどはないようなので、泳ぎたい人は注意が必要です(私は泳げないので問題なし)。近くにはカイルアビーチもあり、こちらは駐車場があり、設備も充実しているようです。ビーチを後にし、少し歩いてまた70番バスに乗り、カイルアの街中へ。この70番バス、本数があまり多くないようで、暑い中、バス停で1時間も待つことになってしまいました。ビーチを出る前に時刻表を見るべきだった…。
ボートに乗る人をぼんやり眺めたり…
きれいな砂浜を散歩したり…
ラニカイ・ビーチ、好き。
やって来たバスに乗り、カイルアの街中で下ります。ちょうどお昼時だったので、ヒバチというお店を目指して歩き出しました。このお店はアヒ・ポケ(マグロ丼)が有名だそうで、お店に着くと、外のテラス席で食事する人が沢山いました。
おいしそうな色に撮れなくてすみません…
私と母も店内で注文したアヒ・ポケを持ってテラス席に着席。さあ食べよう!と箸を持ったところで近くに座っていたおじさんに話しかけられました。以下、会話⇩
おじさん「君、かわいいね。僕と結婚しない?」 私「…えっ!?えっと、あなたと私が、結婚…?」 おじさん「うん、君かわいいもん」 私「あの…ありがとう。でも遠慮しておくよ」 ここでおじさんに食べ始めるよう促される。 おじさん「僕は○○。47年間ザ・バスの運転手をしていたんだよ。この近くに住んでいるんだ」 私「(食べながら)私はゆ屋。日本から来たんだ」
などと、つらつら話しながら食べます(母無言)。おじさん曰く、「僕は多分君のお母さんより年上だね(一緒にいた母を見て判断したらしい)。」だそうです。…年の差婚も別にいいんじゃないかとは思いますが、まさか人生で初めて求婚された瞬間が母親の目の前で、相手が親より年上とは…。何とはなしに気まずい思いをしましたが、これも思い出!と割り切って楽しくおしゃべりすることにしました。最後におじさんとツーショットを撮って、お店を後にします。現地の人と話すのは楽しいものです(結婚のくだりは本当に驚いたけど)。
その後はカイルアの街を歩き回ってお買いもの。道中、歩道沿いの植え込みの中に野良猫ならぬ野良鶏を何度も見ました。しかもひよこ連れです。かわいいけど、轢かれたりしないかハラハラします。
時間があったので、昨日に続きアラモアナ・ショッピングセンターに行って休憩がてら、Island vintage coffeeでコーヒーを飲みました。注文しようとしますが、店員同士でおしゃべりしていて、こちらの話を適当に聞いているとしか思えません。案の定、注文した通りの品が来ませんでしたが、文句を言うのも面倒だったのでそのまま受け取りました。コーヒー自体はおいしかったです。
たぶん、日本の一般的なハンバーガーより大きい気がする
この日はホテルの真向かいにあったバーガーキングで夕飯を買って(ここで一悶着ありましたが、どうにか購入できました)いつものように部屋で食べました。その後は、スーパーで買った生ハムとお酒を楽しんでいるうちに夜が更けていくのでした。
つづく
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