みなさんこんにちは。早いものでもう10月も半ばですね。日差しが照る日はまだセミが鳴いているのが聞こえますが、それもじきに聞かなくなるのでしょう。う~ん、秋ですね。 さて、最近部屋を整理していたら、むか~し撮ったフィルム写真がわんさか出てきました。そんなわけで今回は推定5年以上前、秋の軽井沢をフィルムカメラを持ってお散歩した記録です。
使用したカメラは、おじいちゃんの形見の「コニカミノルタSR-1」です。長らく祖父母宅の屋根裏部屋に放り込まれていたので、タイマーレバーが壊れていたり(修理に出したけど直らなかった)と、ガタがきている感が否めませんが、味わいのある写真が撮れるので大好きです。
ただし!ものすごく重い!
なので、旅行に持っていく時は、毎回それなりの覚悟をしています。とは言え、プロのカメラマンの方々はきっともっと重たい機材を持ってあちこち行かれるのでしょうから、このくらいで泣き言を言っていられませんね…!
毎度のことですが、素人がフィルムカメラをゆる~く楽しみ、フィルムカメラ文化が滅びないよう、その味わい深さを伝える一助になれば、と思い公開しているものですので、技術の未熟さにはどうかつっこまないでください。前置きはこれくらいにして写真を見ていきましょう!
軽井沢にはいつも車で行くのですが、いつか新幹線で行きたいものです。新幹線とか飛行機とか、ゆ屋にとっては旅行の時しか使わないものなので、移動時間さえもワクワクさせてくれる素晴らしい乗り物なのです。
木の葉が赤や黄色に染まる軽井沢の秋、しかもこの時は雨が降っていたので、ことさら冷えました。
テクテク歩いて、父上おすすめの「カフェ 涼の音(すずのね)」へ。大きな窓から見える木々を眺め、まったりしました。店内がやや暗めだったのですが、ちゃんとコップの水滴が撮れました。素人なうえ、カメラに露出計がついているわけでもないので、いつも絞りとシャッタースピードに悩みながら撮っています。
カフェの向かいには、詩人・小説家として活躍した室生犀星が夏を過ごした別荘があります。庭の苔がとても美しく、涼の音を訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてほしいところです。冬期は閉まってしまうようなので、行かれる前にホームページをご確認ください。
さらにテクテク歩いて雲場池に行ったり、この日は本当によく歩きました。ついぞ青空は拝めませんでしたが、軽井沢の自然にはなんだか雨が似合う気がします。苔も木の葉も生き生きとしているように感じました。
こちらは1935年竣工の聖ポール教会です。スペインでのワーホリ中に、見る人を圧倒するような荘厳な教会をたくさん見てきましたが、こちらは木のぬくもりが感じられる、ほっとするようなこじんまりとした教会です。
以上、フィルムカメラと行く秋の軽井沢さんぽでした。 埼玉の中でも山沿いに住んでいるゆ屋にとって、海や湖などの大きく開けた水辺には強い憧れがあります。でも、軽井沢で森の中を歩いていると、「憧れは憧れであり、やっぱり私は山や森が好きだし、いちばん落ち着く」としみじみ思います。みなさんは「海と山」、どちらがお好きですか? それではまた!
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