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ヘヴィメタル切手現る~ヘルシンキ旅行記5~(2018/6/28)

更新日:3 日前

青空のもと、たくさんのお店が出店しています

25日の15時半に行ったらほぼ終了していたヒエタラハティの蚤の市に再挑戦!気合を入れて、9時には会場の広場にやって来ました。先日とは打って変わってお店も人もいっぱいです。衣服、器、本、おもちゃ、家具などあるゆるものが並んでいます。一緒に来ていた友人Sちゃんとは1時間後に再集合する約束をして、分かれて蚤の市を見て回ることにしました。

ぶらぶら歩いていると、ARABIAの器が沢山並んだコーナーを発見。そばでパンを頬張っていた店主のおじさんがいろいろとセールストークをしてきます。最初は手持ちのユーロがあまりない…と購入を諦めようとしていましたが、店主のおじさんに「円で払ってくれてもいいよ?」と言われ、更にあちらから値引きの話も持ちかけてきたこともあり、心が決まりました。カップとソーサーのセットを購入です。しかも違う柄のものもセットで買ってしまいました。値引き後とは言え、やはりARABIAの器は高い。お財布に大打撃です…でも悔いはないッ!(円で支払う際は、ちゃんと自分でも計算して、おじさんと正しい額であることを確認しあいました。)

他のお店をふらふらと見て歩き、話しかけられたらなけなしの英語で答えるということをしていたら、ある店主の女性に「あなたハワイから来たの?」と言われました。ハワイの日系人だと思われたようですが、この乏しい英語力と顔立ち、どう考えても違うよ…!数年前、友人とスペインに行った時も「君たちはドイツ人かい?」と言われたことがあり、不思議で仕方ありません。私は顔面だけインターナショナルなのか…?

公園内の美しい花壇

さて、トラムで移動して海辺のカイヴォプイスト公園へ。トラムの停留所からテクテクと広い芝生を歩いて行くと、やがて海辺に出ます。道中、セウラサーリ島にいた雁のような鳥たちがヒナを連れて芝生を闊歩していました。むやみに近付くと威嚇されるので注意されたし(実証済み)。そして芝生は鳥のフンだらけなので、間違ってもここに寝転んだりしないこと。海辺では、絵を描いている人、のんびりお茶する人、さまざまです。私と友人Sちゃんもしばし海を眺めてのんびり。近くにはアイスクリームの屋台があり、かの有名なサルミアッキ味もありましたが、挑戦しないでおきました。


右下の黒いのがサルミアッキ味

行きと同様トラムに乗って、いろいろなお店が軒を連ねる賑やかなエリアにやって来ました。予め調べておいたPAPERSHOPというお店を目指しつつ、目についたインテリアショップなどに寄り道していきます。あちこち寄った後、PAPERSHOPに到着。かわいい紙ものがいっぱいの素敵な店内を思う存分ウロウロします。お財布と相談しつつ、レターパッドやシールなどを購入。大判の紙も買いたかったのですが、シワを作らずに日本まで持ち帰る自信がなかったので諦めました。

そこからホテルまではすぐだったので歩いて戻り、昼食を作って食べます。食後しばらく休んだら、次は中央駅そばの中央郵便局へ。郵便局に行く目的は、へヴィメタル切手を買うこと。そう、フィンランドにはメタルバンドの図柄の切手があるのです。それを聞いて行かないという手があろうか?いや、ないッ!!(私とSちゃんはメタル大好き。)という訳で郵便局に行ってみたら、本当に売っていました…!私とSちゃんだけ異様にテンションが高く、若干浮いていたかもしれません。興味がある方はぜひ「フィンランド ヘヴィメタル 切手」で検索してみてください…すぐ見つかると思います。


美術館入り口



美術館エントランスホール

この日はまだまだ移動します。今度は現代美術館キアズマへ。チケットを買ったら、リュックなど大きな荷物はクロークに預けるよう、チケット係のお姉さんに指示されました。恐らく作品保護のためでしょう。吹き抜けのエントランスホールからゆるいスロープを上り、展示室に入ります。映像作品や立体、絵画など、あらゆる形態の作品が展示されていましたが、最初は映像作品でした。なんというか、わけがわからなすぎて不安になるほどでしたが、そんなときは深く考えることをやめ、ただ見ることを意識しました。不安になるほど心を揺さぶられる、刺激的な内容だということなのだろうと解釈して、心を落ち着けます。展示を全て見終えたら、ミュージアムショップへ。ユーモアたっぷりの雑貨がいっぱいで、見ているだけでも楽しいです。

長く伸びた腕がそれぞれ楽器を弾く作品

いろいろな所で買い物してきましたが、「きちんとお土産を買うための時間を設けよう」、Sちゃんとそう意見が一致したので、ホテルのそばのスーパーマーケットでお土産タイムです。粉のスープや缶詰のミートボール、瓶ビールなど主に飲食物を買い込んで満足!(フィンランド語は全く分からないので、何味なのか等全て絵柄を見て判断。)


ちっちゃなウォッカ。ミント風味で甘い



ワイルドストロベリーのリキュール


ホテルに帰って、26日にAlkoで買っておいた小さなウォッカとワイルドストロベリーのリキュールを飲むことにしました。ウォッカは、ミントフレーバーだったので、歯磨き粉を飲んでいるようなちょっと不思議な感覚です。ですが、甘くて飲みやすいものでした。炭酸飲料も一緒に買って、割って飲むのも良かったかもしれません。部屋に付いているラジオを聴きながらぼんやりとお酒を飲むと、ああ、異国にいるんだな…と今更ながらにしみじみと実感が湧いてきました。空がやっと夕暮れ色になってきた夜遅く、やっと就寝です。

つづく

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