色とりどりのお花がいっぱい
この日は朝から快晴!ヒエタラハティの反省を活かし、まずはハカニエミ・マーケットへ。こちらも広場と建物内どちらにもお店が出ていて、外はベリーなどの果物や野菜、花、建物内は雑貨や食品など幅広い種類のお店が立ち並びます。
品出しするおねえさん
フィンランドの旗が立っているので、国産なのかも?
私は建物内で野菜を売るお姉さんにやたらと話しかけて、「この紫色のはキャベツ?」などといろいろ訊いてみました。お姉さんは忙しい中、嫌な顔一つせず丁寧に質問に答えてくれます。「何か分からないことがあったら何でも訊いてね!」とまで言ってくださいました。やさしい…。
食品コーナーには、野菜以外にも大きな塊のサーモンやハム、チーズなど日本の日常ではなかなかお目にかかれないであろうサイズの品々が並んでいます。買って、豪快にかぶりついてみたいものですが、思うだけにとどめておきました。
雑貨も見ていて楽しかったです。小さなシールや、木のカップ、ぬいぐるみ、食器、手芸材料などなど。コルクで出来た製品を扱うお店では、コルク製の鞄やネクタイが売られていて、物珍しさに思わず立ち止まってしまいます。
旅行中は両手が空いたほうがよかろうと思いリュックで来ましたが、やはり気付かない間に財布がスられたら怖い。ヘルシンキは治安がいいと聞いてきたけど、やはり心配です。というわけでこのマーケットでショルダーバッグを購入しました。タグを切ってもらい、その場で使い始めます。
あらかたマーケットを見て回った私とSちゃんは次の目的地・マリメッコ本社に向けて、マーケットのすぐそばの地下鉄駅に向かいます。マーケットを出て30分程でマリメッコ本社の最寄り駅・ヘルットニエミ駅に到着。そこからテクテク歩いて15分も行くと本社に着きます。
マリメッコ本社に到着
エントランスには製品が飾られています
本社にはアウトレットコーナーが併設されており、庶民の私でも手を出せちゃう値段のものが多くありました。器、生地、ベッドリネン、服、バッグ、文房具などあらゆるものがお手頃価格で手に入るとあって、商品を見る人々の目は真剣です。街中で日本人観光客に出会うことはほとんどありませんでしたが、ここアウトレットコーナーでは、多くの日本人観光客を見かけました。アウトレット以外にも社員食堂が併設されており、一般客でも利用できるのですが、混み合っていたため、一旦ホテルに帰って昼食を摂ることにしました。
昼食の後、カッリオ地区という所までやって来ました。ガイドブックによると、この辺りには古着屋さんが沢山あるとのことなので、古着屋さん巡りをしようと考えたのです。グーグルマップに従って歩くうちに目的の一軒に着きました。が、様子がおかしい。暗い。…閉まっとる…!ドアにかかった看板によると長期休暇に入っているため、10月あたりまでお休みだそうです。何ということでしょう…。
仕方なく調べておいた他のお店に向かうと、道すがら何軒も古着屋さんを発見。その都度お店に飛び込み、素敵な服(しかも安い)にたくさん出会えました。小さなお店が多いのですが、ほぼどこでもクレジットカードが使えるようです。北欧はカード社会だと聞いていましたが、どうやら本当らしいです。
フィンランドではアルコール度数の高いお酒はAlkoというお店でしか買えません(ビールくらいならスーパーにも売っています)。カッリオ地区を歩いていたら偶然そのAlkoを見つけたので入ってみました。
どんなお酒があるかな。わくわく♪
ワインやウィスキー、ウォッカなどあらゆる種類のお酒の中に、なんと!日本酒を発見!!思わず買いそうになりましたが、ヘルシンキまで来てその選択はよくない、と自分を諌め、小さなボトルのウォッカとワイルドストロベリーのリキュールを購入。
コーヒーを飲みつつひと休み…
余談ですが、ヘルシンキの街中を歩いていて、カフェが沢山あることに気付きました。歩き疲れて、コーヒーでも飲みながら休憩したいと思うことがしばしばあるのでとても有難かったです。
夕食はヘルシンキ大聖堂の真向かいにあるレストラン、ラヴィントラ・サヴォッタにてトナカイ肉をいただきました。トナカイ肉を食べる機会なんてそうそうないだろう、ということでトライッ!
なかなかのボリューム…!
恐る恐る食べてみると、やわらかくてクセがなく、とても美味しい!付け合わせのマッシュポテトや根菜も美味しい!ベリーも甘酸っぱくて爽やかです(ちなみにこのお店のメニューは多言語に対応しており、日本語もありました)。なかなかの量があるので、人によると思いますが一人で食べきるのは厳しいかもしれません。私はSちゃんとシェアして無事完食し、ホテルへ帰ってこの日は終了です。
つづく
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