みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。11月に入り、ぐっと冷え込んでまいりましたね。そんなことより、あれよあれよという間に年の瀬が迫ってきてしまい、その事実の方にゾクッとします。
さて、前回の更新からかなり間があいてしまいましたが、それもそのはず。実は来年年始にとあるイベントを開催することを決め、その準備のために大忙しだったのです。詳細は最後に触れることにし、今回は10月半ばに旅行した函館についてのお話です。
出発時の東京はくもり
北海道上空
飛行機で北海道に上陸!バスに乗って函館市内に移動しようと新千歳空港の建物を出たら…
さささ、寒い…!
10月とは言え、さすが北海道。関東とは桁違いの寒さです。晴れてはいるけれど、風が冷たい!いそいそとダウンジャケットを着込みました。今回は、父母、兄、伯父伯母とゆ屋の6人で来たのですが、集団行動に耐性がない私は早々に単独行動を開始しました。
「耐性がない」というより、スペインでのワーホリ生活で一人で行動する快適さを知ってしまい、「耐性を失った」というかんじですね。はい、どうでもいい余談でした。
坂道を登り切ると海が見えてきます
まずやってきたのは立待岬(たちまちみさき)。函館駅前から市電(路面電車)に乗って、谷地頭駅で降ります。ゆるい坂道を、左手に石川啄木一族のお墓を見つつ上っていきます。上り切ると海が見えてきます。
あのとんがり山は何だろう?
岬からは函館市内を一望できる他、対岸の青森も見えます。市内を見ていたら、ツンととんがった山が見えました。どうやら駒ヶ岳という山のようです。粘土を指できゅっとつまむとあんなかんじにとんがるよな…などとどうでもいい例えを思い浮かべながら、しばし駒ヶ岳を眺めました。
あちこちにベンチがあるので、座っておにぎりを食べながら行き交う船を眺めたりもしました。昼間になると、日差しが暖かく、のんびりするにはちょうどいい気候です。平日に行ったせいでしょうか、人が少なく、静かで、落ち着いた空気の流れる立待岬が大好きになりました。
岩肌にぶつかり砕ける波、飛び交う海鳥。広〜い水平線。どれも埼玉の山沿いに住む私にとっては新鮮なもの。海っていいなあ。
実は、函館滞在3日間のうち、好きすぎて立待岬には2回行ったのですが、岬にある売店「はまなす」は平日は閉まっており、土曜日は開店していました。土曜日も昼頃から営業が始まるようなので、早い時間に行かれる方はご注意ください。お手洗いは独立した建物にありますので、常時利用できます。
谷地頭駅のすぐそばにコンビニがあったので、そこで軽食を買っていくのも手ですね。
さて、立待岬を満喫して、もと来た坂道を下り、海沿いに行ってみました。すると何やらカフェがあるのを発見!近づいてみると、「cafe 海と硝子」というお店のようです。曇ってきて体が冷えたので、温かい飲み物を飲んでいくことにしました。
海に張り出した大きなガラス窓の席は素晴らしい眺めが楽しめます。小腹が空いていたので、ホットサンドも注文し、温かい柚子茶と共にいただきました。素人目にはそれなりに波が高く見えたのですが、サーフィン(サップ?)をしている集団がいて、大丈夫かしら…などと思ったり。
会計時、店員さんに「函館山から夜景を見るなら厚着していくべし」とのアドバイスをいただきました。そんなに高い山ではないけれど、やはり山の上は寒い。とのこと。うーむ、ダウンはあるけどタイツがないので足元から冷えそう。どうするか…などと考えつつ、お礼を言ってカフェを後にしました。
再び谷地頭駅から市電に乗り込み、今度は十字街駅で降ります。駅の前にある「はこだて工芸舎」にやって来ました。作家さんが作った器や衣服などが販売されている他、奥には静かなカフェもあります。
カフェスペースは、光が差す素敵な中庭に面しており、気になりすぎてさっきお茶してきたばかりなのに、またもやティータイムに突入してしまいました。
無難にコーヒーを飲もうと思っていましたが、メニューに「クロモジ茶」なるものを見つけ、そちらにしてみました。なんといいますか、味は「和のハーブティー」といったかんじ。個人的にとても好きな味だったことと、胃腸に良いそうで、またどこかで見つけたら飲んでみようと思いました。
さて、時刻は午後3時過ぎ。本日は6人全員で函館山の夜景を見に行くことになっています。先ほどのカフェの店員さんのアドバイスに従い、厚着、主に足元の防寒具を強化したい。どこで買ったものか…。グーグルマップで「衣服」など適当に検索していたら、見つけてしまいました。
しまむらを!
まさかまさか、北海道まで来て同郷の士※のお世話になろうとは…!所在地は市電の松風町駅近く。十字街駅からレッツゴーだッ!!
※しまむらは埼玉県某町発祥。同郷なのです。
松風町駅で下車し、徒歩数分でしまむらに到着!こちらのタイツを購入してきました。
「裏起毛」ではなく「裏毛布」ですからね…寝具をまとってるレベルの暖かさとは…期待できそうです!そしてこの価格。お財布にやさしい!ありがとう、しまむら!我が町の誇りよ!(感涙) いざ、函館山へ!
【次回予告】裏毛布タイツを装備して函館山へGO!寒風に怯まず夜景を眺めることはできるのか?函館旅行2日目にはなかなか個性的な中華料理屋さんに出会います。
そして、文頭にちらりと書いた「年始に企画しているイベント」についてお知らせです。2023年1月20日(金)〜23日(月)の4日間、東京は原宿にて個展を開催いたします。会場は、デザインフェスタギャラリー原宿 WEST 1-Dです。主に水彩画を展示する予定ですが、詳細はまた後ほどお伝えします。入場無料です。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
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