最終日も、朝食はいつも通りホテルの部屋でのんびり食べます。最後なので、ウェルカム・フルーツのバナナもいただきました。荷物をまとめ、忘れ物がないか確認し、部屋を後にしました。もうここには戻ってこないのです。フロントにスーツケースを預け、いざ外へ。曇ってはいますが、一応雨は降っていないようです。
雑貨屋さんの雲彩軒
ショーウィンドウを見ただけでワクワク!
10時頃ホテルを出て、中山駅周辺の雑貨屋さんめぐりをします。かわいい服やバッグ、更にはマンゴージャムなどの食べ物も売っていて目移りしてしまいます。スーツケースに貼るステッカーや、お土産などを買い、満足です。お店によってはジャムを試食させてくれるところもあり、確実なお買い物ができて有難かったです。
席の周りにいろいろなお店があります
早めのおやつ
あれやこれや悩んで買って、存分に楽しんだ後は、ひんやりと肌寒かったので、三越のそばのフードコートでまったりとコーヒーを飲みます。昼前だからか、席は空席が目立ちました。小腹が空いたので、唐揚げを食べようと思い、店員の方に注文しようとするも「準備中だ」の一点張りで結局食べられませんでした。既に揚がっているものが店先に並んでいたのですが、それすらもらえず。オープン前だったのか…?と思うも、いとこは他の店で焼き餃子のようなものを購入していたし、謎です。 三越をふらりと見てから、ホテルに戻って預けておいたスーツケースを受け取りました。空港へは台北駅から鉄道で向かおうと考えていましたが、昨日九份に行く際、鉄道の乗り場が分からず、広い駅を少し迷ったことも考えて、ホテルからタクシーで鉄道の乗り場に近い位置まで送ってもらうことにしました。 タクシーで鉄道の入り口の正面につけてもらい、スーツケースを引っ張って改札を通ります。電車に乗り込むと、旅の疲れからか、すぐに眠り込んでしまいました。そうこうしている間に鉄道は空港に到着。何事もなく飛行機に乗り込み、飛行機は台湾を飛び立ちました。
桃園空港をテクテク
どんより曇っています
夕日に染まる機体
雲を突き抜けると、ほんのりとオレンジ色に染まり始めた空が見えてきます。夕焼けを見ると、懐かしさや切なさを感じるのは何故なんだろう…などとだんだん暮れていく空をじっと眺めながら物思いに耽っているうちに空の旅はあっという間に終わりました。
帰って来ちゃった
寒い寒い空気の中に降り立つと、11月の日本に帰ってきたことを実感します。ノスタルジックな気持ちを引きずったまま、さて帰ろうと京成スカイライナーの乗り場に近づくと何やらザワザワと騒がしい。係員の方に尋ねると、運休・遅延でえらいことになっていることが分かりました。運転見合わせではないことから、完全に電車が止まっているわけではないと判断し、改札を通って人でごった返すホームに入りました。台湾から何事もなくスムーズに帰ってこられたと思ったら最後にトラブルです。ややウンザリしながらひたすらに電車を待ちます。やっと来た電車にスーツケースを持った大勢の客が乗り込んで、車内はぎゅうぎゅう。夜遅く、どうにか家にたどり着いた時にはもうへろへろです。
すったもんだして疲れもあるけど、それ以上に楽しかった、また行けたらいいな。そう思える旅でした。
おわり
Comments