2017年7月22日~23日の日程で友人Sちゃんと静岡県の伊豆を旅行しました。今回はSちゃんが車を出してくれました。ありがとうございます!Sちゃんとは後に一緒にフィンランドを旅行します。 さて、朝、埼玉の自宅を出て、Sちゃんの運転によるSちゃんの車で伊豆へ向かいます。早めに家を出ましたが、それでもやはり道路は混みます。時々サービスエリアで休憩しつつ、高速道路をひた走る。私とSちゃんの共通点の一つに「へヴィメタルが好き」というのがあります。よって道中の車内は常にへヴィメタルが流れているのでした。ドイツのバンド、フィンランドのバンド、ハイトーンヴォイス、デスメタル…内容はさまざまですが、常にずっとひたすらにメタルを流し続けます。
そうこうしているうちに高速道路を下り、有料道路を通り抜け、最初の目的地・大室山に近づいてきました。ですが、時刻は既に昼。お腹も空いてきた為、途中のステンドグラス美術館にてランチを食べました(レストランの利用のみなら入館料は不要)。
美術館から更に車を走らせていくと、こんもりとしたシルエットの大室山が見えてきます。大室山は、静岡県伊東市にある標高580mの火山で、毎年山焼きが行われる為、大きな木が生えておらず、一年生植物で覆われています。山体は国の天然記念物および富士箱根伊豆国立公園に指定されているそうです(ウィキペディアより)。真向かいには伊豆シャボテン公園があり、大室山の山頂からは公園全体像を見渡すことが出来ます。
さて、大室山に登るには、登山リフトに乗らなければなりません(料金は大人往復※中学生以上500円、小人往復※4歳以上250円、他に20名以上から団体料金もあり/2017年時点)。
あれ?なんも見えん…
雲が晴れてきた!
私達がリフトで山頂に着いた時、周囲は霧(雲?)で真っ白!!何も見えません…。大室山はすり鉢状の形をしていて、山頂の遊歩道はちょうど鉢の縁を歩くような感じになります。左回りにテクテク歩きだしてはみますが、本来見えるはずの360°の大パノラマは全て真っ白。ところが、風が強いのでだんだんと霧が飛ばされて景色が見え始めました。遠くの山々も街並みも海も全てが霧の切れ間から見えてきます。遊歩道を一周する頃にはよく晴れていました。
レッツゴー!
遠くまで見えるようになりました
山頂は風が強いです
遊歩道はなだらかなように見えて意外と急な坂もあります。風が強いため、下り坂はよろけて山肌を転げ落ちないよう、注意しましょう。柵は傾斜が急な所に少しだけ設置してあります。リフトで上がってきたところの真向かいあたりでしょうか、小さな看板が立っています。見ると、なにやらキャラクターが。大室山の形に手足が生えたオームロくんだそうです。かわいい…!ゆ屋はオームロ君に心を奪われました。適当とも思われるキャラデザ(失礼)、潔いネーミング…。いいね…!グッズがあったらぜひ買って帰ろうと思いましたが、残念。グッズの販売は一切ありませんでした。なぜキャラクターを作ったのか。
一周歩いて、リフト乗り場近くまで戻ってきて、風にそよぐ山肌の草をしばし眺めます。それにしても風が強い。若干肌寒いくらいです。記念写真を撮ったのち、リフトに乗って地上に戻って来ました。山のふもとのリフト乗り場のそばには、お土産物が売られていたり、小さめの飲食店もあります。お手洗いを借りてから、いざ次の目的地へ!
車を走らせ、次なる目的地、城ヶ崎海岸に到着です。専用駐車場に車を停め、木々の間を歩いて行くとやがて海に面した崖が見えてきます。大抵、海沿いに柵が設置されることが多いと思いますが、ここはそういったものが全くなく、崖から海を覗きこめるどころか飛びこめてしまいます(危険なので絶対に飛び込んではいけません)。私は泳げないので海が怖いです。サメやクラゲも怖いので、例え泳げても飛び込まないでしょうけど…。及び腰で崖にしがみつくようにしながら怖々と海を見ていた私。一方のSちゃんは余裕の仁王立ちです。かっこいい。
刑事ドラマで犯人が追いつめられる所っぽい
なんという花かしら
途中、ハワイから来たという謎のおじさんに話しかけられ、しばらくハワイの大自然についてレクチャーされました。曰く、「観光地など行かず、静かな夜の海辺で、深呼吸してご覧。体に力が満ちて来るよ。」だそうです。なるほど、スピリチュアルですね…。お話が長めなので、最後の方は意識が他へ飛びがちでしたが、なかなか興味深いお話が聴けました。
つり橋…
橋から下を見ると怖い!
おじさんと別れた後も、のんびりと雄大な海の眺めを楽しんだり、怖々とつり橋を渡ったりしました。真っ暗になる前にと、明るいうちにホテルへ向かって出発しました。この後、ある動物と火花散るバトルを繰り広げることになることを、この時の私はまだ知らない…。
おまけ ランチを食べたステンドグラス美術館のサイトはこちら。 大室山の公式サイトはこちら。リフトの料金は最新情報をチェックしてくださいね。このシュールなポーズと言い、黒一色という潔いカラーリングと言い、オームロくんはイカしてると思うんですが…早くグッズが発売されますように!
腕の生え方が好き
つづく
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