みなさん、こんにちは。ゆ屋です。いや~、春ですね!なんたって4月ですものね(…2021年の4分の1が終わったとか恐ろしいことを言ってはいけない)。先日、職場の同僚と葉山・鎌倉をぶらりと散歩してまいりました。今回はその時の様子をお伝えしていきます。
快晴です!
超雨女として定評のあるゆ屋ですが、この日は快晴!きっと同僚Yさんの力なのでしょう。ありがたや…!待ち合わせは逗子駅前。電車を降りてすでに潮の香りがしてきました。山暮らしの人間は、それだけでワクワクしてしまいます。 逗子からバスに乗って、葉山・真名瀬で下車。朝早くに家を出たゆ屋はただ移動してきただけなのに腹ペコなのでした。そんなわけでまずは腹ごしらえにGO!Yさんが予め調べておいてくださった「勇しげ」でしらす丼をいただきます!バス停からお店が見えるので、すぐにたどりつけます。
しらすとアカモクの二色丼 たしか1,580円(税込)でした
12時前だというのに店内はほぼ満席。というわけで店の前に出されたテラス席に座りました。とりあえずのビールで乾杯しているうちにお待ちかねのごはんがやって来ました!おいしそう~!!!「アカモクとは何ぞや?」と思って注文しましたが、どうやら海藻の一種のようです。丼に乗っていたショウガを溶いたお醤油をまわしかけ、いざ実食。
…しらす、しっとり。アカモク、ねばり…!おいしい!!!!
語彙が崩壊するレベルで美味い。なんたってしらすの鮮度が違うのでしょうね。とっっってもおいしかったです。アカモクはきっと酢の物にしてもうまいはず。お味噌汁も出汁が効いていて、ワカメがしゃっきしゃきでおいしいのなんの。大満足です。ちなみに空を見上げると常にトンビが旋回していましたが、Yさん曰く、私たちが座っていたテラス席には屋根があったため、狙ってこないだろうとのことでした。
店の前の海岸へ
さて、食後はぶらぶらと店の前に広がる海岸を歩きます。ほぼ小石の海岸ですが、途中から砂浜に変わります。気に入った小石やシーグラスを拾いつつ、徐々に波打ち際に近づいていきます。引き潮だったため、ぽちぽちと潮だまりができていました。その潮だまりをのぞき込むと…
いるいる!
ちっちゃなヤドカリ(かわいい)、イソギンチャク(べたついた感じのぬるぬるさ)、ちっっちゃいカニ(めちゃくちゃかわいい)、ウニ(!!)などなど…海の仲間たちがいっぱい!ちなみに漁業権の都合で貝やウニを採ってはいけないので突っつくだけに止めます。Yさんとカニを追い回したり、イソギンチャクの中に巻貝を収納してみたり(ごめんね)、潮だまりを存分に観察してやっとこさ波打ち際に到着。海の中にもぽつぽつウニが見えました。遠くには江の島も!
浜辺をぶらぶら
浜辺を歩いて森戸神社を目指します。道中には大きな岩がゴロゴロしていましたが、中でも地層が隆起してできたような摩訶不思議な岩が目を引きました。赤っぽい部分は鉄分でしょうか。何しろきれいに層状に割れていて、見れば見るほどおもしろいのです。地層ファンや、奇岩好きな方におすすめ。
森戸神社に到着
小石や奇岩に気を取られながらテレテレ歩いて森戸神社に到着。人の顔が埋まった石碑がある!?と思ってよく見たら石原裕次郎さんでした。あまり似ていない気がする。それはさておき、木の鳥居をくぐった先の細い階段を上ってみると、ちょっとした高台に出ます。登り切って右手にはご神木が、左手には広々と海が広がっています。海の中に突き出した岩の上には松の木と石碑が。「千貫松」という名がついているようです。
神社の本殿にお参り後、おみくじコーナーを発見!ただの恋みくじではなく、その名も「恋し鯛みくじ」という鯛の形をしたかわいらしいおみくじがありました。
かわいいけど引かない
ゆ屋はふつうのおみくじを引いてみました。結果は末吉。「ゆくゆくは吉!」と考えればよい結果なのでしょうが、う~む、ワーホリを控えている身としてはもっとこう、芳しい結果が見たかったです。まあ致し方あるまい。…と、サクッと気持ちを切り替え、ここからさらに徒歩で逗子駅を目指し、鎌倉で飲み歩くことにしました。
途中の小さな公園でひと休み
ドラッグストアでみかん味のチューハイを購入し、ご機嫌でぶらぶら歩きだします。いきなりパトカーとすれ違ってなんとなく後ろめたい気持ちになったのはやはり酒を持っていたせいでしょうか(笑) 途中発見した小さな「鳴鶴公園」のベンチでひと休み。桜が満開で、風が吹くとひらひらと花弁が舞って美しい…。なんとも贅沢な空間を二人占めです。地面を見やるとクローバーがモサモサ生えていたので、よし、ひとつ四つ葉を見つけてYさんにプレゼントしようと探し始めました。 ~3分後~ ソッコーで飽きたゆ屋は、落ちたばかりと思しききれいな花びらを集め、わけもなく「オメデトー!」などと言いながらYさんに振りかけて遊びました(酔っ払いが!とか言ってはいけません)。そんなこんなでまったり休んだ後は無事逗子駅に到着し、鎌倉へ移動。 家が遠いゆ屋は今回、ホテルメトロポリタン鎌倉に泊まることにしました。鎌倉についてすぐチェックインしてホテル自体、また、部屋やアメニティの充実具合にびっくりしたのですが、その話はまた今度にしましょう。
まずは甘味とアイスコーヒーでまったり
いきなり飲みに行くぜ!…というのも良いですが、まずは御成通りでクレープとアイスコーヒーを楽しみます。焼きたてホカホカ、シンプルなバターシュガーのクレープにかじりつくと、やさしい甘さとバターのいい香りが染み入ります…!天気が良く、暑いと言えるくらいの中を歩いてきたので、アイスコーヒーもとてもおいしかったです。さて、いよいよ準備運動が終わり、いざ飲み歩きへ!もちろん、密を避ける、飲食時以外のマスク着用、アルコール消毒など、できる範囲でのコロナ対策も忘れません。
トマトのおでんにトライ!
まず訪れたのは細い路地にある「茶女(ちゃめ)」さん。カウンター席のみですが、折りたたみ椅子に腰かけることができます。ここでは日本酒(住吉や〆張鶴など)を楽しみつつ、おつまみもいろいろ頼んでみました。珍しいなと思ったのは、「トマトのおでん」。お店の方曰く、スープもおいしいから飲んでみてほしい、とのこと。また、一つ頼めば二人で分けて食べるのに十分な大きさだから、というアドバイスもしてくださいました。親切!実際食べてみると、どことなく洋風で、スープにトマトの出汁が沁み出していてとてもおいしい。 もうひとつのおすすめ品、モツ煮も頼んでみました。一般的なモツ煮より少し白いように感じました。白味噌を使っているのかな?味は言わずもがな、おいしかったです。心持ちさっぱりしているようなかんじ。
さて、はしごしたかったので、次のお店を目指します。Yさんが予め調べておいてくださったお店が閉店していたり(かなしみ…)、予約でいっぱいで入れないお店などなど、当たっては砕け、スペインバルにたどり着きました。
スペインのビール、初めて飲みました!
まずはお店イチオシだというスペインビールで乾杯!ビールのことは普段飲まないのでよくわかりませんが、なんとなく飲みやすい気がしました。ほとんどの料理がレギュラーとスモール2つのサイズが用意されています。いろいろな種類を食べたかったので、スモールをチョイス。サラミや生ハム、ししとうの素揚げ、きゅうりのピクルスなどなど、もりもり頼んでもりもり食べ、飲みます。ゆ屋は途中から日本酒にチェンジ。そう、スペインバルですが、日本酒もひとつだけありました!Yさんはワインを飲み進めています。う~む、昼のビールに始まり、チューハイ、日本酒、そしてワインと見事なちゃんぽんです。とても真似できない…!※ちゃんぽんしてとても痛い目に遭った過去があります。 〆にはMサイズのパエリアを。魚介の出汁が効いていてうま~い!夜9時に店を出て、そろそろお開きです。
若宮大路の桜、きれいでした
Yさんと一緒に少し遠回りして鎌倉駅に向かいます。鶴岡八幡宮に続く若宮大路に入ると、満開の桜が美しくライトアップされていてとても幻想的でした。ぶらぶら歩いたり、ちょっとベンチに座ってみたり。 名残惜しいですが、翌日仕事のYさんを鎌倉駅で見送り、ゆ屋はホテルに帰ります。 人と会って話すというのは、以前は当たり前のようにできていたことでしたが、コロナのことがあって、なんて尊い時間なのだろう、としみじみ思いました。もちろん、まだまだ油断してはいけないのですが、時にはこうして人と会って、なんてことない話をしながら、飲んだり食べたり、おいしいね、なんて笑い合いたいものです。 早く”日常”が戻ってきますように。
おわり
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