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砂糖がパリッとキャラメリゼ~秩父・中津峡谷で外メシ!~

Buenas noches!ゆ屋です。本日は埼玉県は秩父市の中津川峡谷へ行ってまいりました。埼玉県の地図を見てもらうとよくわかるのですが、秩父というところは山、また山で、なんというか…秘境です。秩父市民のみなさん、誉め言葉としての「秘境」なので、怒らないでくださいね。同じ埼玉県内に住んでいるのに、ゆ屋宅からも行くのに2時間はかかる中津峡谷。さて、どんなところなのでしょう?

快晴です!

途中、誤って私有地のキャンプ場に迷い込んで注意されたりしつつ、無事中津峡谷に到着!いやぁ、山奥に入っていくので、上り坂かつクネクネ道でハードでした。さらに昨年の台風で崖崩れが発生し、未だ復旧途上で、片側交互通行の場所もありました。 この中津峡谷は「中津川村キャンプ場」といって、宿泊ができます。キャンプに来ているのであろうお客さんの車がたくさん止まっていましたが、広々とした場所なので密集等の問題はなし。時刻は10時半。まずは川辺に行ってみます。


大きな葉っぱ!



川辺は日陰でさむい…!

駐車場からキャンプの受付、宿泊棟、バンガローを通り過ぎ、階段で川に下りてきました。駐車場で車を下りたときも感じましたが、寒いです…そして谷になっているので完全日陰の川辺はもっと寒い!念のため、タンクトップ→長袖Tシャツ→薄手のセーター→パーカー→ストールと、この時期の天気のいい日にしては厚着をしてきましたが、秩父は予想の上をいく寒さです。流木を拾ったり、お気に入りの小石拾いをしましたが、ササっと済ませ、階段を上って日なたに戻ります。


早く日なたに戻らねば



手すりの木に何かが生えている…

少し時間が早かったのですが、今回の最大の楽しみ「外メシ」タイムを始めることにしました。一旦車に戻り、流木を置いて、代わりに持参した食材と調理器具を持って東屋を陣取ります。東屋は先ほどの川を見下ろせる位置にあり、持参したガスコンロを使えるコンクリの地面があります。とは言え、火の取り扱いには十分注意し、いざ調理スタート!


お湯を沸かします



ホットサンドメーカー!

今回はゆ屋一家4人で来ていたので、各自テキパキと行動開始。お湯を沸かして飲み物の準備をする係、東屋のテーブルを拭き、カトラリーをセットする係、食材を調理する係などなど。兄がTwitterでリロ氏の調理する様子に憧れて購入したホットサンドメーカーが大活躍です。「リロ氏とは…?」と思った方はググってください。見るとお腹がすく動画がいっぱいなのでお気をつけて。

おいしそうな焼き目がつきました!

まず完成したのはソーセージ。完成と言っても、そのままでも食べられる状態のものを焼いただけですが。これがまたおいしい…!ハーブの香りと、こんがりと焼けたお肉のいいかおりが食欲をそそります!焼きたてをハフハフ言いながら味わっているうちに、コーヒーの準備が出来ました。

自然の中で味わうと、いつものコーヒーもグッとおいしくなる

コーヒーを淹れ、お湯を沸かしていた小鍋をよけてフライパンを設置し、今度は冷凍エビピラフの調理にとりかかります。ホットサンドメーカーの方もソーセージの次に冷凍餃子を焼き始めています。


けっこうすぐ溶けて食べられるようになりました



おにぎりも焼いちゃう

おいしくて餃子の写真を撮り忘れました。餃子をソッコーで胃袋に収めた私たちは、「エビピラフだけじゃ足りないかも…」と心配して母が用意してくれたおにぎりも焼いちゃいました。餃子用に持ってきた醤油を垂らして焼きおにぎり風にしてみたり、兄がホットサンドメーカーと一緒に買ったスパイス「マキシマム」もかけてみます。名付けて「マキシマム・ザ・おにぎり」。マキシマムのスパイシーさは、ただの白米のおにぎりを急にエスニックな雰囲気にしてくれましたし、焦がした醤油のおにぎりなんておいしくないわけがないですね。おにぎりにマキシマムをかけて焼くのも、醤油をかけて焼くのもその場で閃いて試したことなのですが、思いがけずとてもおいしかったです。 こうして、ソーセージ、餃子、エビピラフ、おにぎりを瞬時に平らげた私たちは、最後にサツマイモまでもホットサンドメーカーで焼きました。こちらも思い付きでコーヒー用にと持参していたスティックシュガーをかけてみます。 焦げ目がついたのを確認し、フーフー冷ましながらひとくちかじると、

パリっ!

…パリってなった…砂糖がパリってなった…!うまし!!!! 一同顔を輝かせ、砂糖が!キャラメリゼだ!すげえ!と興奮しながらイモを頬張ります。う~ん、あるもので、適当に思い付きで調理しても楽しくおいしく食事できる「外メシ」。ハマりそうです…!



ちなみに東屋からちょっと進むとつり橋があります。一度に10人以上で渡らないように、とのこと。向こう岸まで行ってみると、台風の影響でまだ通行できないようです。崖崩れが起きて、道がふさがったとかそんなかんじでしょうか。



橋からの眺めはこんなかんじ。大半が緑に覆われていますが、ところどころ赤や黄色に染まっています。紅葉のハイシーズンはもっときれいでしょうけど、もっと寒いでしょうね…!見に行かれる方は「大げさかな?」と思っちゃうくらい上着を持っていくことをおすすめします。



食後、ゴミや調理器具を片付け、近所をブラブラ歩いてみます。坂道を少し上ると、釣り場がありました。川を見下ろすと、たくさんの人が釣りに興じているようです。釣った魚を焼くところもあるので、イワナなど、川魚好きにはたまらないでしょうね。あら塩をきつめに振って、焼きたて、ふわふわの身の魚にかじりつくところを想像すると、ごはんを食べたばかりなのにちょっと食べたいかも…なんて思ってしまうのでした。



宿泊の受付やお風呂、レストラン(営業しているのかは不明)がある建物にてハンモックを発見!これはぜひ揺られてみなければといそいそと寝転んでみました。

最高かよ…!

雲一つない青空に、一部紅葉が始まっている色づいた木々が映えます。秋だなあ。いいなあ。 夏は夏らしいことをちっとも出来なかったので(コロナのせいもあるけど、ゆ屋は骨折していたのでなおさら。)、秋を満喫出来て嬉しい限りです。 実は便座が温かいのが嬉しいお手洗いに寄ったのち、キャンプ場を後にしました。



帰る道すがら、滝沢ダムにも寄ってみました。車だけでなく、バイクもたくさん止まっていました。みんな休憩がてらダム見学しているようです。柵には「熊注意」とか「猿注意」とか、野生の脅威を感じる看板が。猿はともかく、熊と鉢合わせたらどうしたらよいのか…。想像するだに恐ろしいですね。 駐車場からテクテク歩き、ダムにかかる大きな橋を歩いてみました。ダムの水はまったりとしたエメラルドグリーンに輝いています。時々、茶柱のように縦にプカプカ浮いた流木を見つけたりしつつ、広大なダムを満喫。車に戻り、帰路についたのでした。

さて、こんなかんじで中津峡谷をたっぷり楽しんでまいりました。本当にいい天気で、日差しがとっても強かったので、少し日焼けしてしまったくらいです。ほっぺたと唇がヒリヒリする。みなさんもコロナウイルス感染対策をしつつ、紅葉を楽しんだり、旬の味覚を味わったり、スポーツや芸術に勤しんだり、秋を思いっきり楽しんでくださいね!

おわり

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