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秋のyokohama旅~エレベーターには逆らえない~

みなさん、お久しぶりです。ゆ屋です。最近めっきり寒くなりましたね…って、12月なのだから当然ですかね。テレビやら新聞やらで十分騒がれているので、ここではあえてコロナのことには触れますまい。さて、タイトルにもあります通り、ゆ屋が愛してやまない横浜に行ってまいりました。8月にホテルを予約して3か月。まだかまだかと待ち焦がれておりました。今回はそんな横浜旅行を振り返ってまいります。




快晴のNEWoman YOKOHAMA

朝早く家を出て、まずは横浜駅で下車。すんばらしい快晴の中、NEWoman YOKOHAMAへGO!駅コンコースの地下階からいそいそとエレベーターに乗り込み、調べておいた6階のお店に行くべく、6を押します。

エレベーター「押された階には止まりません。」

ほう、レストラン階に直通とかそういうパターンか。じゃあとりあえず上まで行こう。8階をポチ!

エレベ「押された階には止まりません。」

…ふむ、低層階にしか行かないとかそういうかんじ?じゃあ3階にしとくよ。

エレベ「押された階には止まりません。」

…これどこなら止まるん…?もう全部押してみよ。

エレベ「押された階には略」

おまえはどこなら止まるんだよォォオ!!!…と、ここではたと気づきました。もしや開店前なのでは?と。到着した時間は10時。地下階では「いらっしゃいませ」と出迎えられましたが、おそらくここより上は開店前なのだと当たりをつけ、エレベーターを降りてキョロキョロすると出入り口に張り紙を見つけました。そこに書かれていたのは、ざっくりいうと「コロナ関連で11時開店ですよ」ということでした。やっぱりね…!

ぼんやりしていても仕方ないので、オープンしている地下階にあったDEAN&DELUCAに行ってみました。ド田舎暮らしのゆ屋にとっては「DEAN&DELUCA=おしゃれな食べ物屋さんの代表格」という認識なのでウキウキしながら入店しました。季節柄、クリスマス関連の商品が多く、とっても華やかです。かわいい缶入りの外国のキャンディなんかはもう見ているだけでワクワクしちゃいます。サンタやトナカイのアイシングクッキーもかわいい!お店の棚という棚を見て回ったらお腹がすいちゃったゆ屋は、イートインコーナーでホットサンドとコーヒーを楽しんでまったりひと息つきました。そうこうしているうちに11時になったので、いざ上の階へ!今度はちゃんとエレベーターが上に連れて行ってくれました。

まったりひと息。

さて、6階の神奈川の物産を扱うお店をぶらりと見て回ったのち、テラスに出てみました。空は快晴!11月の終わりとは思えないほど暖かい日差しが降り注いでいます。植栽もなんだか南国っぽくてわくわくしちゃいます。

不思議なお花…!

NEWomanを満喫したら、今度はベイクォーターへ移動。横浜には何度も来ていましたが、一度も乗ったことのないシーバスに乗るためです。ベイクォーターからみなとみらいの赤レンガ倉庫近くまで船に乗ります。切符を買っていざ乗船!

切符は下船時に回収されます


観光船なのでゆっくりと航行します。観覧車や特徴的な形のホテルを会場からゆったり眺めているうちに、赤レンガ倉庫までは大体15分強で到着しました。下船時に切符を渡し、すぐ近くのハンマーヘッドへ向かいます。ここには確たる目的のひとつ、クルミッ子カフェがあるのです…!クルミッ子って何?と思った方はググってください。そして食べてみてほしい…とてつもなく美味しいから!!

クルミッ子パフェ!

ハンマーヘッド奥に店を構えるカフェに行ってみると恐ろしいほどの行列が…!しかしどうしても食べたいので並ぶことにしました。先に席をとっていいとのことだったのでどうにか空いていたテーブル席を確保。本当は窓際の席で海を眺めながら…なんて思っていましたがこの際わがままは言いますまい。列は案外スイスイ進みました。テイクアウトの人が多いみたいです。ちなみにこのカフェ、小さな工場を併設していて、クルミッ子を製造している様子を外から見学できます。列に並んでいる間は、じーっと製造工程を眺めて楽しんでいました。 さて、注文を終え、念願のクルミッ子パフェとコーヒーを持って着席。パフェにはなかなか豪快にクルミッ子が刺さっています。全体が香ばしいキャラメル味で統一されていてとってもおいしい…!これを食べたかったの…!!! 外を見ると日が暮れ始め、空がほんのりオレンジがかってきました。あわせて風が出てきて少し寒く感じるくらいです。パフェを楽しんだ後はあたたかいコーヒーがひと際美味しく感じられました。ハンマーヘッドを出て、すぐ近くのアパホテルへ。部屋で少し休憩してかなり暗くなってきた街へ繰り出します。







ホテルを出て、万国橋を渡り、運河沿いを歩きます。クリスマスに向けて、華やかなイルミネーションが目を楽しませてくれます。寒いのも忘れて川面に映る明かりと街の明かりを眺め、はしゃぎました。つくづく思うのですが、常日頃山に囲まれた小さな町に住んでいるゆ屋からしたら、まさしくここは別世界。同じ国にいるとは思えないほどです。いつも仕事を頑張っているからそのごほうびだ。そう思ってルンルンと夕暮れの中を歩き、ランドマークタワーに到着。夕飯にはおいしいお寿司を食べ、ホテルに戻りがてら寄り道してスパークリングワインも飲んじゃいました。最高でした。

帰り道、ゲリラ花火というんでしょうか、急に花火が始まってすぐ終わりました。今年は軒並みお祭りが中止になったので、今回が今年初めて見る花火でした。ホテルに戻り、冷えた体を温めるべく大浴場へ。そう、このアパホテル、大浴場があるんです!やっぱり広いお風呂に入るとゆっくりできて疲れが取れる気がします。なんと大浴場がある階にはファミマもあるという便利さ!風呂上がりに立ち寄って、ちょこっとお酒とおつまみを買い、今日は最高に楽しかったなあなんて思いながらちびちび。夜も更け、この日はぐっすり眠ったのでした。

翌朝はホテルのビュッフェ式朝食をとりました。コロナウイルス感染対策として、朝食会場を分ける、食事を取り分けるトングはあらかじめ一人一人に配られるビニール手袋をつけて使うなどの工夫がされていました。食後はホテル併設のカフェでコーヒーを味わい、早めにチェックアウトして昨日行けなかった大さん橋へ。


ホテルの窓から



今日もいい天気!

まだほとんどのお店がオープンする前。大さん橋まで海を眺めてゆっくり歩きます。朝は静かで、人が少なくていいですね。この日も快晴で暖かかったので、途中、象の鼻パークでひなたぼっこしつつ、大さん橋に到着。観覧車が見える方を向いて、丸いパイプのようなベンチに腰掛けてひたすらぼーっとしました。高い高い空を行く飛行機を見上げ、どこに行くんだろうと考えたり。行きかう小さな船は誰が操縦しているんだろうと想像を巡らせたり。 せわしない日常を離れ、やっと一息つけたような気がしました。以前は、横浜に来るとお買い物を楽しむことが多かったのですが、最近は船に乗るなど、新しい体験をしたり、海やイルミネーションを眺めてぼんやりまったりするのが好きです。

少し早いかとも思ったのですが、家に帰ることにしました。疲れきって横浜を楽しめなくなるより、楽しい思い出だけを抱えたまま帰ろうと思ったためです。

腰をあげ、小さな山が連なる町へ帰ります。また来るね。誰にともなく心の中でつぶやいて。 おわり

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