コロナ禍と言われるご時世ですが、ゆ屋一家、一泊二日の旅行に行ってまいりました。もちろん、政府が打ち出すGo To トラベルを利用して。向かうは長野県小布施町。2018年に一緒にハワイを旅行した伯父・伯母とゆ屋の家族4人、あわせて6人の旅の模様をお届けします。 ※今回は、全員、 ・人が多く、密閉された空間を避ける ・手洗いうがい、アルコール消毒の徹底 この2点に留意、コロナウイルス感染防止を心掛けて旅行しました。
午前10時、家から3時間ほど車を走らせ、小布施に到着です。本格的に観光を始める前に、私は単独で事前に調べておいた雑貨屋さん「La Bibeloterie」に向かいました。
店内の様子
「La Bibeloterie」は、アンティークのアクセサリーパーツや雑貨を扱うお店です。お店はこじんまりしていますが、すてきなパーツが入った瓶がずらり!見ごたえがあります。あれもかわいい、これもいいなんて見ているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。アクセサリーパーツ3種類を購入して退店。満足です。
大人気の小布施堂
テイクアウトして外で実食!
伯父伯母と合流して6人でそぞろ歩き、小布施堂にやって来ました。店内はなかなかに混み合っていたので、代表して1名が店に入り、モンブランを購入しました。そう、小布施と言ったら栗。時期的にもぴったりなのです。外の人がまばらな石段に腰掛け、いただきます。
…うまし…!!
甘いもの嫌いのゆ屋ですが、これはイケる!と確信し、パクパク食べすすめて完食。栗の味が濃いこともさることながら、紐状の栗のペーストがとてもしっかりしていて、スプーンですくっても崩れないのが良き。甘さがサッパリしていてしつこくないので、コーヒーなどのお供がなくても食べられちゃいます。ただしお値段は高め。1つ税込み600円です。ですがゆ屋はおすすめしたい…小布施に行ったらぜひトライしてほしいです。小布施堂の向かいにはこれまた有名かつ人気の桜井甘精堂があります。また、町中の「栗の木テラス」というお店には行列が…!どちらも人を避けるために寄らなかったのですが、各ショップのモンブランや栗スイーツ食べ比べなんて出来たら楽しそうですね。
さて、昼食は11時半に予約してあるので、一旦駐車場に戻ります。道中、直売所でしょうか、小さなお店がたくさんあり、ネットに入った栗や、立派なぶどうやリンゴが売られていました。
一粒試食できました
栗…高いですね…!
駐車場を出て車を走らせること約10分、昼食を予約してある「小布施フローラルガーデン」に到着。こちらは農産物直売所や花屋さん、広い庭があります。その中にある「花屋」という名前のレストランに向かいます。「花屋」は天井が低く、こじんまりとした居心地のいいレストランです。まだ新しいのか内装がとてもきれいです。なかなかに人気があるらしく、外で待っている人もいました。予約しておいてよかった!
外観
テラス席があります
りんごジュースうまし
窓辺の席は大きな庭に面していて、とってもいい眺め。あいにくの曇り空だったので、晴れていたらもっと緑がきらきら輝いていただろうに…などと思いつつ、各々お料理に舌鼓を打ちます。平均して一人1500円ほどのランチで、観光地にしてはさほど高くないかも?というのが第一印象です。何よりどのメニューもボリューム、味ともに大満足!名産品の栗を使った栗ご飯や、りんごジュースもありました。食後は窓から見えた庭を散策。伯父はハワイでも見せた自由さをここでも発揮して車で休んでいました(笑)
小高い丘があります
丘の下には滝が!
千日紅が見頃でした
広々とした庭の様子
バラや千日紅といった花だけでなく、アケビの実やトチの実も発見!小高い丘に登って庭を見渡したり、遠くの山々を眺めたり。時には兄が投げてくるトチの実を避けたり投げ返したり。農産物直売所にも寄って、ここでも立派なりんごやぶどうなどを見てまわりました。
さて、休憩していた伯父夫婦に声をかけ、今度は連れ立って本日のお宿、山田温泉の方に向かいます。チェックインにはまだ早いので、近くの雷滝に行ってみることにしました。 道中、お腹が痛いと言い出した兄のためにお手洗いを探すことに。フローラルガーデンから20分ほど車を走らせて滝に着いたのですが、どうもお手洗いがなさそうなので、もう少し山を登ったところにある「松山渓谷 滝の湯」という温泉へ。駐車場から細い階段を下っていくと受付があり、その奥にお手洗いがあったので無事ミッションクリアです。兄を待って、受付の前に広がる木々を眺めていると、何やら毛むくじゃらなものがうずくまっています。
至近距離にタヌキ…!
どうやら人に慣れているようですが、噛むことがあるので手を出さないように、との看板がありました。通りすがりのおじさん曰く、「ポン」と呼ばれているそう。私は勝手に「たぬたん」と呼ぶことにしました。たぬたんを愛でていると兄が生還してきたので、少し戻って滝を見に行きました。ここでも自由さを遺憾なく発揮した伯父は車に残ります。さすが…ブレない(笑)
さて、滝の湯同様、雷滝も駐車場から階段を下っていきます。雷のように轟く音がするという名前の由来の通り、近くに行くとものすごい音がします。隣にいる人との会話が困難なくらいです。また、別名「裏見の滝」の名の通り、最初に滝の裏側を通り、そのまま階段を下っていくと滝の全景を見ることができるようになっています。
滝の裏から
全景
滝の裏は洞窟のようになっており、頭上からはポタポタと水がしたたり落ちてきます。全景を見るために下っていく階段は、水が溜まっているほか、結構急なので、ロープにつかまりながらゆっくり下りましょう。行きは下り、帰りは上りのこの階段。駐車場まで戻るのにちと疲れますが、とにもかくにも見ごたえ満点な滝でした。 余談ですが、雷滝の最寄りの駐車場は6台くらいしか止められません。少し上に行けば滝の湯の駐車場があるのであきらめないで。また、雷滝駐車場には小さな茶屋のごろごろ亭があります。名前がかわいいですね。 後編につづく
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